延命寺 寺とパソコン
<VOL.48>
「楽しい超漢字」
某地方自治体の電算室は町のホームページの更新は年数回しかしないのに、議員が覗くときはいつもゲームをしているという話がある。真偽のほどは確かめていないが、
パソコ ンの楽しみの一つはちょっとしたゲームにある。「ちょっとした」というのはパソ コンで 本格的にゲームをしようとすればかなりの物入りになるという意味である。本格的にゲー
ムをするならゲーム専用機の方が良い(多分)。
楽しいゲームがあるのは超漢字も例外ではない。
まずはゲームではないが、システム付属の「ねこ」。別に難しい操作が必要なわ けではなく、マウスを右クリックして小物メニューから「ねこ」を選ぶ。「パラメータ設定」な
どという恐ろしげな画面が出てくるが、ねこを何匹登場させるか、とか眠らせるのは何分後か、などを設定するだけである。「遊ぶ」を選んでポインターを動かすとねこが画面で遊び回る。
ゲームの方は「超漢字サンプル集」ではなく「基本サンプル集」の「フリーソフ ト・フ リーデータ集」の中にある(つまりゲームも「基本」だと言いたいわけ)。ダブルク
リック して開いていくと「オセロスクリプト」・「ピラミッド」・「ぷ~る☆りぃな」そ れぞれ 開いてみると「・・・(書庫)」というのが見えるがこれが圧縮形式である。「オセ
ロ」と 「ぷ~る☆りぃな」は別のウィンドウへドラッグすると「アンパック処理を開始し ます」 という表示が出るから「開始」をクリックすればいい。
「ピラミッド」は解凍すると「3B用ピラミッド取り扱い説明書」というものが出 来るか らこれをダブルクリック。すると「アプリ登録は、この実身を「システム環(以下
略)・・ 」というしり切れトンボの説明が出てくるがここであきらめてはいけない。マウス の右ク リックをして「小物メニュー」から「システム環境設定」画面を出す。「バージョ
ン」の 画面に実身をほうりこむ。これでマウスの右クリックで「ピラミッド」が出てくる ように なる。
『トロンウェア』の何号かにもゲームが収録されていたし、ウェブにも超漢字用 ゲーム が掲載されている。超漢字のウリの一つは「起動の速さ」だが、それは同時に
「ゲームの 起動の速さ」でもある。仕事前のウォーミングアップに、また仕事の息抜きにゲー ムをや るのも超漢字の一つの使い方である。
ただし「ゲームの息抜きに仕事をする」状態に陥っても筆者は責任は持たない。
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