延命寺 寺とパソコン
<VOL.46>
手帳かPalmかザウルスか
予定のメモには
PDAの違い それぞれの特徴をよく見て検討すればよいと思う。
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もう来年の予定を書き込まなければならない人も多いだろうが、予定を書き込むのには何がいいだろうか。少し前なら紙の手帳が最善の選択肢だったが、今はいろいろな機器が出てきた。手帳やカレンダーの優位性は変わらないが、来年の予定については別の選択も
ありうるようになった。PDAのPIMを活用するという方法である。
やっぱり紙
その前に紙の優位性を確認しておくと、まずは安さ。別に何万円も出さなくても適当なものが手に入る。書き込む道具も鉛筆でもボールペンでもなんでもいい。書き込む内容も自由である。JIS漢字でないといけない、などということはない。電源も必要としない。充電しておくことも電池を買っておくことも必要ない。これで間に合っていれば特に別のものを使うことはない。
ただ、毎年同じ日にある行事でも毎年書き込まなければならない。用件と宛先や電話番号は別のページを見なければならない。繰り返しとか連携はPDAの方が得意である。
PDAは少し前はザウルスが代名詞だったが、最近はPalm(パーム)がブームになっている。
それぞれの能力の違い以上に設計に違いがある。
ブームのパーム
パームといってもいろいろ種類が出てきたが基本的にはパソコンと連携させて使う。 「終了」とか「保存」という考えがないのに最初は戸惑った。書きかけにしておいても次はそこから始めることが出来て「しまった。保存をするのを忘れた。」などとあわてなくてもいいのは便利である。パソコンと連携させて使うというのは特に単語登録の時に痛感する。本体では少し難しい漢字は候補に出てこない。パソコン用のソフトを利用して単語登録させたほうが良い。
単体ならザウルス
ザウルスの方もいろいろ種類があるが基本的には単体で利用できるように設計してある。第二水準の漢字でも手書き認識してくれるのはありがたい。こちらは「保存」とか「登録」という操作がいる。パソコンの予定表と同期させることも出来るが、絶対しなければならないということでもない。
パームもザウルスも毎週繰り返すこと(例えば中陰参り)や毎年の行事(例えばお盆)・3年先の予定などを書き込みたいときに便利である。(手帳にはゲームは付いていないということも大きいかも)
他にもいろいろ
もちろんパソコンでも予定を書き込むソフトはいろいろあるし、インターネット上に自分の予定表を作ってケータイなどで見るというサービスもある。ただパソコンは起動に時間がかかるし、機能的に不安定なところがある。ケータイなどは自分の予定を見るのに通信費がかかる。
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