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延命寺 寺とパソコン

 

title 寺とパソコン

<VOL.29>

 

「2000」買うより「超漢字」

ウィンドウズ2000が発売されるということで初心者向けのパソコン誌までウィンドウズ2000の特集を載せていることにあきれるよりも怒りを感じます。メールマガジンでは「ウィンドウズ2000はもともとウィンドウズNT5.0として開発されていたもの。パワーユーザーでもウィンドウズNTを使っている割合は少ない。あわててウィンドウズ2000にアップグレードする必要はない」と言っていた雑誌まで紙面では特集を予告しています。
このページにアクセスしてくださる方でウィンドウズNTを活用している人はどのくらいいますか。「今のウィンドウズではすぐフリーズしてブルーバックの画面になるが今度のウィンドウズでは・・」という言葉に何回だまされれば気が済むのでしょうか。

 

安定性が欲しいのならOS/2やSolarisにでも乗り換えたらどうですか。ウィンドウズNT4.0でさえ修正版の5がでました。今年の後半以降にウィンドウズ98を受け継ぐウィンドウズミレニアムがでるという説はまだ消えていません。
今度こそ今度こそと言う言葉にだまされ続けるよりも、私は多数の文字が活用できる「超漢字」の購入を勧めます。今の一太郎などでは般若心経がきちんと書けることはもう御存知ですが、残念ながらウィンドウズでは補助漢字を使ったファイル名は付けることが出来ませんでした。
「超漢字」なら当然出来ます。「私の名前は本当はこの字を書くのですが」と言う要望にも応えることが出来ます。過去帳の文字を打ち込むことも多分出来るでしょう(私は過去帳の打ち込みなどやりたくないけれど、知り合いのお寺さんが息子にパソコンを教えてくれ、と言っておられるのも過去帳をパソコンで処理したいからだそうです)。
(騙しはしませんけれど)騙されたと思って「超漢字」を購入するほうをお勧めします。
もちろん「DOSを使い続ける」とか「マックに乗り換える」と言う選択も悪いことではありません。

 

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