延命寺 寺とパソコン
<VOL.28>
表計算でハガキ整理
「一月は行った」けれどまだ受け取った年賀状の整理が出来ていない人は、って私のことです。宛名ソフトには年賀状などを受け取った記録が出来る機能があるけれど、残念ながら私は宛名ソフトは檀家宛にお参りの予定を連絡したりすることなどにしか使っていません。寺院関連の業者からの賀状は次に注文を出すときの参考にするだけでこちらから賀状を出すとは限りません。出した相手と受け取ったところを対比させようと思っても案外うまくいかないものです。 簡単なデータベースソフトとしても使えます。活用していない私が言っても説得力はありませんが、ハガキの整理の場合は「郵便番号」・「氏名」・「備考(檀家とか友人とか)」ぐらいでいいでしょう。家族とか電話とかいろいろ書き込もうと思うといやになりますから、いろいろ書きたい場合は宛名ソフトを活用したほうがいいと思います。ここではもらったハガキの備忘録を作るにはという例です。郵便番号と氏名と備考をそれぞれの枠に書き込んだら並び替えをします。この並び替えをするために表計算ソフトを使うわけです。自分の分かりやすい並び方に替えればいいのです。最初から並び替えて入力する必要はありません。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
でも賀状を受け取ったところは翌年のために記録を取っておきたいものです。ここで役立てたいのが「表計算ソフト」です。表計算ソフトは私は出納簿の計算をするための電卓代わりにしか使っていませんが、何も計算をしなければならないことはありません。
もちろん宛名ソフトでも並び替えは出来ますし、備考欄にいろいろ記入できます。ただ私は宛名ソフトはいろいろ持っていますが、あるものは操作が複雑すぎるし、あるものはエコーハガキに宛名が書けないなどと一長一短です。データベースソフトもいろいろ持っていますがクラリスワークスを使ったぐらいでほとんど単なるハードディスクの肥やしです。
無理に表計算ソフトを買いそろえる必要もないですが、もしあったならこういう活用法もあるという話です。
★ ★ ★ ★ ★
・「新年の希望」
・メールの賀状
・頑張らないパソコン入門
・老後はパソコン
・「買い」か「待ち」か超漢字3
・家電としてのパソコン
・アップル 1周遅れのトップランナー
・プライバシーは数千円
・パソコンの明治時代
・IT講習で(多分)教えてくれないこと
・がっかりLモード
・貧しいIT
・B(ukkyo)TRONを使おう
・コンピューターで仏教学
・鉄の鎖か金の鎖か
・喜捨か会費か
・非公正に怒れ
・ネット利用の仏教学研究
・遅い・高い・マズイ ISDN
・「ワープロは?」「富士通です。」
・メモ・メモ・メモ・メモ でも忘れ
・「簡単」が勝ち(除くパソコン)
・独占は衰退を招く そして
・ITは効率を落とす