延命寺 寺とパソコン

<VOL.24>
クラリスワークスで般若心経 
		      
	           さて今回は「マックのクラリスワークスでも般若心経が書ける」です。前回の一太郎、次回予定のビートロンと合わせて般若心経三部作。   ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆    
          これまでにiMacだ、iBookだと言っているのはマックの方が操作が簡単ということのほかに付属しているクラリスワークスでかなりのことが簡単に(でもない場合も多いけれど)出来るから。ただしそのままでは般若心経は書けない。Chinese 
          Language Kitが必要です。そして繁体字の方を組み込む。入力は「ピンイン」がいいでしょう。
          なんだ、中国語で入力するのか、と分かった人はここであきらめるかあきらめないかを決めて下さい。あきらめない人は内山書店などの中国語書籍扱い店で『標準中文輸入碼大字典』という辞書を買う。参考書として『マックで中国語』(ひつじ書房)『コンピュータで中国語Win&Mac』(大修館書店)を買う。そして「ボダイサッタ」は「pu2 
          ti2 sa4 duo3」と入力する(単漢字変換です)、というところで私は力尽きました。「ケイゲ」や仏具の「クハツ」は今後の課題です。ただ「ケイ」は「gua4」、「ハツ」は「ba2」です。フォントは「Taipei」より「Apple 
          LiSung Light」のほうがきれいでした。
          中国語で入力するなんていやだ、と言う人はあきらめてDOS/V機も買いましょう。SoftWindowsやVirtualPCという手もありますが、十万円パソコンに一太郎を入れるほうが早い。ビートロンの「超漢字」もDOS/V機で使えます。
          ただし中国語もサンスクリットも同時に書きたいという場合はマックの方がはるかに簡単です。MacOS9にはLanguage Kitも同梱されるそうですから、ソフトが対応してくれば購入を考えてもいいでしょう。
          なおウィンドウズ98以上でユニコード対応言語が入力できるワープロソフトもあります。
          
          次回は「ビートロンで般若心経」です。 
        
        
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        ・「新年の希望」
      ・メールの賀状
      ・頑張らないパソコン入門 
      ・老後はパソコン
      ・「買い」か「待ち」か超漢字3
      ・家電としてのパソコン
      ・アップル 1周遅れのトップランナー
      ・プライバシーは数千円
      ・パソコンの明治時代
      ・IT講習で(多分)教えてくれないこと
      ・がっかりLモード
      ・貧しいIT
      ・B(ukkyo)TRONを使おう
      ・コンピューターで仏教学
      ・鉄の鎖か金の鎖か
      ・喜捨か会費か
      ・非公正に怒れ
      ・ネット利用の仏教学研究
      ・遅い・高い・マズイ ISDN
      ・「ワープロは?」「富士通です。」
      ・メモ・メモ・メモ・メモ でも忘れ
      ・「簡単」が勝ち(除くパソコン)
      ・独占は衰退を招く そして
      ・ITは効率を落とす