延命寺 寺とパソコン
<VOL.3>
マックから始めよう
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新年度にはパソコン入門という記事を見ることが多いが、もしパソコン初心者ならマックから始める以外の選択肢はない。「近くに同じパソコンを使っている人がいるものを」という選び方をすると「パソコンはみんなでこければ粗大ごみ」という結果になるだけである。機械は壊れるものであるから、予備のパソコンを買える価格で選ぶのがよい。実際に使うのはワープロと電子メールというのが結局のところであるから、日本語入力のオンオフが分かりやすいほうがいい。
機械いじりや分解が趣味だったという人はDOS/V機から始めてもかまわないが、文章作成が主であれば型落ちのパソコンで十分である。基本ソフトも一代遅れで十分である。ウィンドウズ3.1でもインターネットはできる。ウィンドウズ98にアップグレードしたものには動作保証をしないというソフトもある。たぶん使えるのだろうが次の型落ちパソコンを買ったほうが得である。パソコン講習を受けてから会社に就職したら、会社のパソコンはウィンドウズ3.1だったと言う話もある。今不自由していないのなら新しいものにする必要はない。新しいものがいいものとは限らないからである。
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・VOL.1
・お寺にパソコンはいるか
・マックから始めよう
・藁をつかんだ日本企業
・迷った時はiMac
・パソコンの不幸な逆説
・ノートパソコン不用の時代へ
・『般若心経』と「SMAP」と
・JISは工業規格
・補助漢字を使うには
・お勧めパソコン誌
・紙とテキスト
・万能ソフトはない
・保存したら消えた?